笠原亮が今年V7でトップに並ぶ

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笠原亮

4日、笠原亮が蒲郡一般戦で今年7回目の優勝を飾り、これで今年の優勝回数ランクのトップに並んだ。笠原以外のV7者は田村隆信坂口周池永太遠藤エミの4人。この5人による年間優勝回数争いは、今後もさらに過熱していくと予想される。また、V6者も5人(田中信一郎原田幸哉峰竜太三浦永理山田哲也)控えており、こちらの追撃も十分あり得る。

田村は江戸川でフライングを切ってしまったため、今年はあと3節(すべてGⅢ以下)しか走れず、状況的には不利と言えるか。とはいえ、笠原、坂口、池永の3人も今後はGIの斡旋が多くなるために優勝すること自体が難しくなる。そうなると女子の遠藤エミが、優勝回数を伸ばす可能性が高い。レディースチャレンジカップとクイーンズクライマックス以外は基本的に優勝のチャンスが高い女子戦を走ることができるからだ。女子選手による年間最多優勝(年間最多Vは正式な優秀選手表彰はない)となれば相当な価値があるだろう。女子ではV6の三浦にもまだまだチャンスはある。今年も残すところあと3ヶ月を切り、V数争いは非常に面白くなってきた。