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舟券作戦の基本を、3艇ボックス買いにおいている人もいることだろう。あるいはふだんは別の買い方をしているものの、舟券に煮詰まって、3艇ボックスにすがったことがある人もいるだろう。発売中の本誌月刊マクール8月号「数字の客観力」では、この3艇ボックス買いについて取り上げている。
3艇ボックスは全部で20通りある。しかし、全グレードの集計で、回収率で75%を超えるようなボックスはない(今年1月~6月の集計)。もっとも発生率の高い①②③ボックスの回収率は73.1%(出現率15.4%)。次に発生率の高い①②④ボックスで回収率は70.5%だ(出現率12.9%)。
ただし、GIとSGのみの集計だと、①②③が回収率82.9%、①②④が同76.0%、①②⑤が75.6%と、いずれも75%を超える。そしてもちろんこれは満遍なくそのボックスを買い続けた場合の回収率なので、レースの取捨選択をすればさらに数字は高くなる可能性もあるし、それは①②④、①②⑤に限らない。
「客観力」では、取捨選択のポイントとして「風」に焦点を当てた。たとえば追い風5メートル以上のレースで集計すると、回収率の高い3艇ボックスは以下の買い目となった(カッコ内は回収率)。
②③⑥ (106.9%)
②③⑤ (100.4%)
①③④ (86.6%)
①②④ (84.7%)
①②⑤ (84.7%)
また、向かい風5メートル以上だと次のようになった。
②④⑥ (90.4%)
②③⑤ (80.4%)
②④⑤ (77.5%)
③④⑤ (77.1%)
②③④ (75.7%)
風によってレース傾向が変わり、出目もそれに応じて変化することが分かる。場外や電投で舟券が買われることが主流となった現在、リアルタイムの風にそこまで敏感ではなくなっている可能性がある。そしてそんな人が多いほど、美味しい3艇ボックスが見つけられる可能性もある。
そこで活用して欲しいのが、当スマートフォンサイトの出走表だ。お気付きの方も多いと思うが、当スマートフォンサイトの出走表には直前レース終了時点の風速が表示されるようになった。これで特定の風の時だけ、狙いの3艇ボックスを買うようにすれば、抜群の回収率を得られる、かもしれない。
「客観力」では、各場の美味しい3艇ボックスも取り上げた。そのベスト5を紹介しよう。
若松 ②④⑥ (137%)
芦屋 ③⑤⑥ (127%)
津 ①④⑤ (125%)
住之江 ③④⑤ (121%)
琵琶湖 ③④⑤ (116%)
ここにあげた場だけでなく、23場中(休催の鳴門を除く)、実に16場で回収率100%を超える3艇ボックスを見つけることができる。自身のホームプールでなんとなく、よく来る3艇、美味しいと感じる3艇ボックスがあるのではないだろうか。だとしたら、その発生状況を調べ直し、自身の「マジックボックス」を見つけ出すのもオモシロイかもしれない。
もっとも、エビスさんのように大量のボックス買い、それも4艇ボックス、という状況にならないように注意したいものだが…。
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