名人戦世代入りの乙津康志が再成長?
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【乙津康志】
7月1日付で4期ぶりのA1復帰となった乙津康志、昨年後半あたりからの好調は今も続いているようだ。27日には48歳の誕生日を迎え、来年のマスターズ出場の年齢資格を得るわけだが、ベテランになってなお成長がうかがえるのはさすがというべきだろう。
好調の要因は、もしかすると出力低減モーターにあるのかもしれない。そもそも乙津はペラ巧者で有名だ。ペラグループ「O2ブランド」のリーダーで、グループには濱野谷憲吾、角谷健吾、飯山泰らもいた。人格者でもあり、後輩の面倒見もよく、もちろんエンジン調整に関しては一目置かれている存在だ。そんな乙津は調整に関して他の選手よりもアドバンテージを持っていると言える。特にエンジンの仕様が変更された直後などは、その高い整備力やペラ調整力が大いに発揮されるわけだ。江口晃生なども同様で、他の選手がまだ手探り状態の時に、自分だけ正解を見つけ出して、周りよりも一歩先を行くことがでいきるタイプでもある。
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