幸せです~GⅡ津MB大賞表彰式~

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新田雄史

津で行われた「GⅡモーターボート大賞」は新田雄史が優勝を飾り、逆転負けした前回周年のリベンジを果たした。新田はこれが2回目のGⅡ制覇となった。ここでは表彰式の様子をお届けしよう。

司会:いまのお気持ちは?

新田雄史:ほっとしました。

司会:緊張はしましたか?

新田:全くしてなかったです。

司会:今日はどのように過ごされましたか?

新田:起こしが悪かったので直そうと思ったんですけど、直らなかったのでスタートは合わせに行きました。

司会:自信はありましたか?

新田:本番は大丈夫でしたけど、展示のピット離れで下がったので、そこがレース前は不安でした。

司会:起こしはどうでしたか?

新田:少し早めに起こして合わせました。

司会:コンマ11のスタートタイミングでした。

新田:それくらいだなと思いました。

司会:1マークはどうでしたか?

新田:笠原(亮)さんが出てる印象があって、差されたら逆転できないなと思ったので、1マークは一生懸命回りました。

司会:実際に差し迫ってきましたね。

新田:ぎりぎりでしたね。

司会:優勝の確信はどのあたりで?

新田:ゴールしてから確信しました(笑)。

司会:道中で笠原選手が結構迫ってましたね。

新田:前回のかやちゃん(茅原悠紀)くらいのエンジン差があったと思います。なかなか離れないなと思っていました。

司会:今節はどんな思いで来ましたか?

新田:津ばかりで少し飽きてたんですけど、成績が良かったので宿舎とかも楽しかったです。

司会:前回の周年のことは聞いても大丈夫ですか?

新田:大丈夫です。もう全然大丈夫です(笑)。

司会:周年の優勝戦の日は眠れましたか?

新田:あの日は大人になって初めて泣きましたね。

司会:家族の方でも声をかけにくいような状況だったのですか?

新田:家族でやっとLINEが来るくらいで、友達からは連絡も来ないような感じでしたね。

司会:前回の3周1マークは少しハンドルを切り直してしまったんですか?

新田:そうですね、エンジンも僕もバテてましたね。

司会:こちらではターンミスをしたようには見えなかったですが?

新田:そこまでのミスではなかったんですけど、茅原のターンにびっくりしました。

司会:茅原選手とは話はしましたか?

新田:「抜くなよ」とは言いました(笑)。

司会:茅原選手は新田選手のゲージを使っていたようですが?

新田:みんな似たようなゲージ使ってるので。たまたま僕のが茅原に合っただけですね。

司会:茅原選手も少し複雑な気持ちだと言っていました。

新田:今回僕が優勝できたので、茅原も気が楽になったんじゃないでしょうか(笑)。

司会:来年以降の話になりますが、次はつつじ賞ですね。

新田:そうですね、まだ1年後ですけど。井口(佳典)さんもいますからね。

司会:リベンジは果たせたということでよろしいですかね?

新田:はい、こんなにうまくいって幸せです。

司会:賞金ランクも13位です。グランプリも視野に入ってきましたね?

新田:そうですね、行けたらいいですね。

司会:今後はどのようなレースを見せてくれますか?

新田:つつじ賞で気を抜かないということを覚えたので、全ターンで気を抜かないように走ります。

司会:最後に一言お願いします。

新田:待機行動中とかも声援が聞こえてきて、なんとしても優勝しようと思いました。結果が出て良かったです。またボートレース津と三重支部と新田雄史の応援をよろしくお願いします。