若者より若さ漲るベテラン選手

5月18日から24日に行われた優勝戦で目立っていたのは、ベテラン選手の勝負強さだ。

5月18日の徳山で今年3回目の優勝を果たしたのは西山昇一。今年はクラシックに出場し、ダービーは昨年・一昨年と連続出場を果たしている54歳の大ベテランが、ここでも地力の違いを見せつけた。

同じく18日、戸田では吉田一郎が5コースからまくって今年初優勝。来年48歳になってマスターズの出場権が発生する吉田は、7月からA2級に降格する。といっても、勝率自体は前期よりも0.01上がっており、6.28だったA1級ボーダーにわずか0.01届かなかったのだ。今年は4回優出しており、調子は悪くない。この優勝を機に来期はA1へ返り咲くか。