恩返ししたかった～丸亀周年表彰式～

丸亀で行われた「GI京極賞 開設63周年記念競走」は毒島誠が制した。優勝戦はコンマ06のトップスタートを放ち、インから高速ターンで押し切った。これが自身3度目のGI優勝となった。ここでは毒島の喜びの声をお届けしよう。

司会:優勝おめでとうございます。一昨年の当地モーターボート記念でたくさんの声援を頂いたので恩返ししたかったとのことでしたね。

毒島誠:そこから僕の第2のボート人生が始まったと思うので。

司会:具体的には?

毒島:それまではSGに出場するのがやっとだったのですが、ここで自信をつけさせてもらって飛躍できたと思います。

司会:優勝戦はコンマ06のスタートでした。

毒島:危ないですね。

司会:確信を持っていた?

毒島:置きに行きました。

司会:舟足の方は?

毒島:あのレースをして1着なので、あれ以上の足はないと思います。

司会:あのレースというのは3日目、白井英治選手に1度はまくられてからインで残したレースのこと?

毒島:あんなのはミラクルすぎますね。

司会:その後、調整面で少し悩んでいましたね。

毒島:回転調整を最後まで悩みました。

司会:回り過ぎていた?

毒島:昨日の時点で回り過ぎていたので今日はかなり抑えたんですけど、それでも少し足りないくらいでした。

司会:次はオールスターですね。

毒島:そうですね、リラックスして行けそうです。

司会:フライングを切ったことは重荷にならなかった?

毒島:逆にスタートに集中できるようになりました。フライングを切ったことは申し訳ないんですけれど、次に繋がると思っています。

司会:それがまた皆様への感謝の気持ちを表す?

毒島:スタートをしっかりと行って、良いレースができていると思うので少しでも恩返しできればと思います。

司会:最後に一言。

毒島:いつも応援して頂いてありがとうございます。丸亀以外でもどこでも一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします。