丸亀はまくりが増加傾向
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丸亀のイン勝率は46.7%。高いと思われるかもしれないが、この数字でも全国平均より下なのだ。弱いとは言えないものの、今の艇界で46.7%は大した数字ではなくなってきている。
一方で、最近丸亀のまくり率が高くなってきているのが気になるところ。今年のまくり決定率は20%と上昇傾向にあるのだ。全国平均の16%と比べてもその差は大きい。
特にセンター3、4コースからのまくりが目に見えて上昇している点には注目したい。逆にセンターからの差しはほとんどと言っていいほど決まらない。まくり差しはあるが、純粋な差し切りは滅多に見られない。つまり、どういうことかと言えば、落として回るよりもスピードをつけて旋回するタイプの方が圧倒的に良い着順を獲るということだ。
また、丸亀はまだ出力低減機が導入されていない。今年11月に切り替わる予定が、まだ先の話だ。選手間でも調整法は、かなり出尽くされたであろう今のエンジン。そんな中でまくり決定率が上昇しているという傾向変化に少々違和感も覚える。エンジン、水面傾向の相場も安定してもいい時期だが…。
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