全体の約3割がF持ち選手
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級別審査の期間も残すところ1カ月を切っている。当然、この時期になればF持ち選手は多く、F2を冒す選手も増えてくる。2日には村上遼が2本目のFを+0.13という大きなタイミングで「非常識なF」となってしまった。
7日現在で今期(11月1日以降)のフライングは延べ530件。また、F2は38件、非常識なFは76件を数える。
現在、フライング持ちの選手は492人で、これは全体の31%だ。期によって偏りはあるものの、おおよそこれくらいのF持ち選手が出る。もちろん4月終了時点ではさらに増えるのだが。この割合が大きいのか小さいのかの判断はし兼ねるが、非常識なFがフライング全体の14.3%を占めているのは多いという印象だ。
また、フライングのタイミングの中で最も多いのは+0.01で全体の38%を占める。いわゆる「惜しい」というものだが、この100分の1秒が時に、選手のその後に大きな影響を与えるケースもあるだろう。
フライングは切ってはいけないのが選手の「原則」でもある。それは罰則があることからも明白なのだが、それでも選手は100分1秒というミクロの世界でリスクを背負って勝負していることも事実なのだ。
4月1日から4月7日に発生したスタート事故は以下の通り。