女子は愛知支部に勢いあり
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4月8日から徳山でヴィーナスシリーズ第1戦が開幕し、いよいよ今年度の女子戦も本格的な始動となる。現状の女子の勢力はどうなっているのか、その辺りに少し触れてみよう。
まず、支部の勢いを見ると愛知勢(9人)が好調のようだ。絶好調の谷川里江が引っ張る形で宇野弥生、大瀧明日香らが勝率6点超え。若手では水野望美が勝率5点台で初のA級入りが視野に入っている。A2ボーダー線上でまさに今勝負駆けといったところ。
香川勢(9人)は上位3人の山川美由紀、平高奈菜、平山智加がそろって勝率7点オーバーと突き抜けているが、一番勝率が低い中村桃佳でさえ3.40と層が厚い。その中村はまだデビュー2期目というのだから驚きだ。
人数が多い東京(28人)と福岡(30人)は圧倒的に福岡が成績でリードしている。日高逸子、魚谷香織、小野生奈、川野芽唯、竹井奈美、藤崎小百合ら6人が勝率6点超え。対して東京支部で勝率6点オーバーは皆無。永井聖美の不調、さらに東京支部を今年引っ張る存在になるはずだった市村沙樹の産休で東京支部に勢いはない。
また、広島支部は海野ゆかりがいながら、支部平均勝率は3点台と下から2番目の数字と厳しい結果が出ている。
若手の成長力も見逃せない。110期以降を調べてみると土屋実沙希(静岡)が他を圧倒している。武器となるのはスタートの早さだ。その分、フライングも多いのだが、本人はあまり気にする方でもないので今後もどんどん成長するはずだ。逆に平均スタートが悪い大豆生田蒼(埼玉)だが、これは前期のF2が影響したもので、もともと遅いわけではない。勝率もデビューから徐々に上がってきており、これから舟券にどんどん絡んでくるはずだ。同県の島田なぎさ、清埜翔子も上昇ムード。埼玉勢は全体的には勝率が振るわなかったが、若手に限っては期待が持てるようだ。埼玉の若手男子の勢いにやはり刺激を受けていると言える。
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