SG敗者戦のセオリー

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

尼崎のクラシックは予選4日間が終了し、準優勝戦のメンバーが出揃った。詳しい情報は特設サイトに譲るとして、ここでは、SGの5日目、最終日に焦点を絞って言及してみよう。

5日目の準優勝戦以外の9レース、最終日の優勝戦以外のレースを俗に「敗者戦」という。終盤2日間は準優・優勝というメインカードに焦点が当たりがちだが、一日のほとんどは敗者戦が占めているわけだし、あえてここを狙うという人もいるだろう。

一般的に敗者戦の傾向は、「レース傾向が単調で、インが強くなる」と言われている。それは果たして本当だろうか。直近1年のデータを調べてみた。

万舟出現率は21.9%。近年の万舟出現率は18%前後なので、それと比較すると高い数字と言えよう。また、やはり1コース勝率は55.5%と高いが、インが逃げて万舟になることもあるし、飛べばもちろん配当は跳ね上がる。

ではどういう選手を狙えばいいのか。気合いの面でいうと、試運転や本体整備をしている選手はあきらめていないので狙い目と言える。敗者戦当日でも試運転を繰り返している選手は、遅まきながらエンジン上昇に手応えがあって、まだ勝負から降りていない証拠。特に勝ち星のない選手は、このままでは終われないとひそかに闘志を燃やす選手も多いという。舟券発売中でも競走水面に注視したり、部品交換情報のチェックは怠らないようにしたい。