荒井翔伍、試練の期末

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

106期の荒井翔伍が平和島で行われたダイヤモンドカップに参戦した。荒井にとってはこれが3度目のGI戦だったが、地元では初めての記念レース。開催前のPR活動に参加し、開会式のパフォーマンスや選手宣誓のあいさつなど、陸の上での盛り上げに大きく貢献したが、水面では記念戦士たちの厚い壁に阻まれた。

荒井は13年の桐生新鋭王座でGI初出場し、その節で水神祭を達成したが、Fも喫し、天国と地獄を味わった。2度目のGIは今年の戸田関東地区選。序盤戦を1、2着で発進し、飛躍を期待されたが、そこから這わされ予選突破ならず。

そして迎えた今節。予選期間中に1号艇は回ってこず、序盤からゴンロクを並べた。沈没失格までしてしまい、目標にしていた準優勝戦進出は果たせず。しかし、そこで腐ることなく、5日目からの敗者戦(一般戦)では3、1、2着と舟券に絡んだ。特に最終日はオープニングレースで白星を飾り、後半の6Rでは、平和島が誇るメーカー機、53号機の石川真二、40号機の桑原悠、70号機の角谷健吾を相手に、堂々2着に入線した。この走りは今後につながりそうだ。