中村桃佳が初準優出もFに散る

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丸亀で行われたオールレディースで地元期待の若手・中村桃佳が見事デビュー初の準優出を果たしたが、その準優勝戦では残念ながらフライングを切ってしまった。ただ、それまでの戦いはデビュー1年未満の選手とは思えぬもので、改めてポテンシャルの高さをうかがわせるものだと言えるだろう。

中村は昨年5月にデビューしたばかり。そのデビュー期の勝率は3.19で同期の中では2位という好成績を残した。同県の先輩である平山智加に指導を仰いでいるという点でも中村に対する周囲の評価は高い。現状では大外から豪快に攻めるレーススタイルだが、展示を見ていてもターンはしっかりしている。

今節は地元ということもあって、初日からスタートもゼロ台を連発。外からのまくりも2本決めて、存在感をアピールした。しかし、初優出がかかったレースは気合が入り過ぎたか、コンマ03の勇み足となってしまった。デビュー1年未満の選手にとってはメンタルのコントロールは難しいものだろう。特に「気合」と「冷静」を同時に保つのは困難だ。