下関
佐々木康幸が今年早くもV3だが…
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
6日、宮島一般戦で佐々木康幸が今年早くも3回目の優勝を飾り、V数争いの単独トップに立った。
しかし、今年の勝率は7.52で特別に絶好調とは言い難い。勝率では全体の39位に位置している。もちろん悪い数字ではないが、V3している選手の勢いからすればやや物足りないか。
その要因は、やはりGI以上での不振。SG覇者でもある佐々木はこのところ記念にいって苦戦が続いている。2月の地区選は地元浜名湖での開催でありながら、5号艇での準優出止まり。続く芦屋周年でも大敗が多く、予選落ちを喫している。
平均スタートは0.12で記念級に入っても早い部類。では、足りないのはエンジン出しの方か。一般戦では展示タイムもそこそこ上位に仕上がってるが、記念に行くと中堅程度まで下がってしまう。いわゆる伸び負けしており、せっかくのスタート力もスリット後の伸び返しに遭ってしまい生かし切れないところがある。
出足型に持っていくか、伸び型に持っていくかはケースバイケースでもあり、選手の好み、あるいはエンジン特性でもあるが、佐々木の場合は展示タイムで劣性な時はGIでは買いづらい。逆に言えば、展示タイムさえ出ていれば、狙い目とも言える。それだけのポテンシャルは持ち合わせているのだから。