江崎一雄が約半年ぶりのF
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19日、蒲郡一般戦初日のドリーム戦で江崎一雄がフライングを切った。大外6コースから踏み込んだSはコンマ04の勇み足、初日早々に戦線離脱となってしまった。
江崎のフライングは昨年8月3日以来約半年ぶり。デビューからスタート事故に悩まされていた江崎だが、ここ最近は無謀なスタートを減っていた。「スタートは行こうとは思ってないです」と本人も語っている。ただ「ここぞという時には集中して行きます」というようにスタートの勝負どころを自分なりに考えているようだ。
それでも江崎の平均ST(最近半年)は0.14と早い部類といえる。また、本人が言う「ここぞ」という勝負どころの準優・優勝戦の平均STは0.09と気合の入り方が違うこともデータにはっきりと出た。
しかし、今回のFは初日。そこまで張り込む必要があったかは少々疑問だ。おそらく初日でS勘をつかめてなかったと判断するのが正しいだろう。やや強めの右からの向かい風が勘を狂わせた可能性も高い。
江崎の通算Fは8回だが、初日が3回と他より多め。S勘をつかめてない序盤は、本人にそこまで行く気がなくても要注意ということだろう。
昨年の最優秀新人賞に輝いた江崎。今年はさらなる飛躍が期待されるが、このフライングが江崎にどのような影響を与えるか。スタート事故に苦しんできた江崎だけに、メンタル面の成長が改めて問われることになる。
2月18日から2月24日に発生したスタート事故は以下の通り。