出遅れが頻発

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2月11日から17日に発生したスタート事故件数は19件。そのうちの3件は選手責任の出遅れだった。

2月14日常滑2Rで折下寛法、2月16日徳山1Rで高橋二朗、2月16日下関8Rで小松昇司がそれぞれ出遅れ返還欠場となった。水面コンディションはいずれも決して悪くはなかったが、大きく立ち遅れてしまった。

レースを見ていて、出遅れを目撃した時、舟券の返還のことは置いておいて、「珍しいものが見れた」という気持ちになったことはないだろうか。では、事故はどのくらいの割合で発生するのか調べてみた。

データは去年1年間のデータである。全国で行われたレース数は5万2723。転覆などの失格は3132件。フライングは1264件。出遅れは43件。このデータによると、出遅れに関しては全国のレースをくまなく見ていて、ひと月に1度か2度、見れるか見れないかという出現頻度。つまり相当レアなケースであるということ。それが1週間で3回も発生したのだから、例えようがないほど珍しいことだと言えよう。