茅原悠紀に落ちないモチベーション

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8日、江戸川一般戦で茅原悠紀が前節の児島準パーフェクトVに続いて2節連続優勝を飾った。今年はこれまで4節を走り4優出2優勝と昨年からの勢いは止まらない。江戸川も8戦6勝(2着2回)とほぼ完ぺきな内容でのVで現在、一般戦とはいえ18連続2連対中だ。

グランプリ覇者は翌年に成績を落とすことはよくあった。モチベーションの維持が大変だからだろう。過去にグランプリ連覇を成し遂げたのは野中和夫、植木道彦、田中信一郎の3人。松井繁池田浩二といったあたりでも連覇には届いていない。前年覇者である茅原が今年は失速するかもしれないという予想も無きにしも非ずだったが、全くの杞憂のようだ。年明け1月からエンジン全開モードとなっている。今後は常滑の周年を皮切りに記念ロードが続く。真価を問われるのはもちろん記念やSGだが、茅原はSGでも一般戦と変わらないパフォーマンスを見せることができる。また、最も楽しみなのは茅原がまだまだ成長途上というところだろう。ターンにしても、あれだけのスピードがありながらまだ完成の域ではない。すべての面でまだ底を見せてないという見方が妥当ではないだろうか。そう考えれば末恐ろしいのだが、やはり重要なのはモチベーションでありメンタル面のはずだ。そこさえ切れなければグランプリ連覇も十分可能だろう。