ハイボーダーとなったマスターズ

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いつもは隔週で若手や女子の話題をお届けしている当欄だが、今回はベテランに注目してみたい。というのは、4月14日から児島で開催される名人戦~マスターズチャンピオン~の出場選手が、昨日(2月1日)決定し、本日(2月2日)発表されたからだ。

選考勝率トップは昨年のグランプリ戦士である今村豊。8点にはわずかに届かなかったが、7.96というのは驚異的な数字だ。直前の大村前付王決定戦~スマホマクール杯~で、完全優勝を果たしたように、近況も抜群だ。

2位は昨年最多勝の田頭実。今年48歳になって出場権を得た"新人"で、スタートから果敢な攻めで魅せてくれるだろう。この田頭を筆頭に、新人選手が15人エントリー。大場敏平石和男などまだまだ記念で存在感を見せる選手が多く、出場ボーダーが大幅上昇。5.59は高山秀則さんや野中和夫さん(ともに引退)らが活躍していた名人戦初期の頃の水準で、ハイボーダーとなった。