下関
クラシック出場ボーダーはV5
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年間を通して当欄で追ってきたクラシック(総理大臣杯)出場選手がほぼ決定した。今年の総理杯は、2年連続で尼崎で開催され、前年覇者の松井繁を含む優先出場(賞金王優出)が6名、記念優勝が23名、一般戦優勝回数上位が17名となっている。現状で決定している人数は46名で、このあと2月に開催される全国の地区選手権で最後の6枠が決まる。例年、3~4人程度が予備から繰り上がるが、まだ斡旋が確定していない予備上位選手は、このあとフライングを切ると出場できないので注意が必要だ。
なお、今年のボーダーは一般戦V5で、優勝回数5回の選手は全員出場を決めた。出場選手の中で特筆すべきは山崎智也と前本泰和だ。山崎はGIV5、前本は一般戦V11と固め打ちし、その影響でボーダーが例年よりも下がった。
また、選考終盤で出場権を失う選手が相次いだ。賞金王トライアル1stで大勝負を打った田村隆信、賞金王シリーズの準優勝戦で集団Fした吉川元浩と坪井康晴、そして大晦日の地元戦で井口佳典がフライングを切り、大駒が出場を逃したのは残念だ。
一方、SG初出場を決めたのは、松田大志郎と西川昌希の104期コンビ。松田は若手では珍しい整備巧者で、いつもエンジンを噴かせている。逆に西川はエンジンどころかプロペラにも全く手をつけず、自身の旋回力で勝負している。同期なのに全くタイプが違うところが面白い。このふたりがSG戦士を相手にどこまで戦えるか楽しみだ。
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