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2014年を振り返ってみると、万舟率自体は下降傾向にあった。年間の万舟率は約18%。かつては25%ほどあったので、その時代に比べると大分下がってきている。
昨年は特に前半で万舟率が落ち込んだが、秋口くらいから再び上昇傾向にもあった。その理由のひとつとして、選手が伸びを求めるようになってきたことが挙げられる。これまでは「乗りやすさ」を主に出足系統を重視する選手が多かったが、現在は多少乗りにくくても旋回技術でその乗りにくさをカバーするといったターンが若手を中心にトレンドになりつつある。例えるならば「じゃじゃ馬を乗りこなせるのが一番」ということなのだろう。
この伸びをつけることによって、やはりセンター筋からの攻めが利くようになってきており、インはわずかに苦戦傾向になってきている。当然ながら、配当的にも波乱は増えるというわけだ。これらを加味すると2015年は多少ながらも万舟は増加すると予測される。
さらに、ひとつ重要なことは今年は続々と出力低減モーターが導入されることだ。すでに常滑と桐生に導入されているが、まだ始まったばかりでデータだけでは分かりかねるところがある。
ちなみに常滑は12月13日から導入され3節を消化。その期間の万舟率は16%と低い。ただ、イン勝率は41%と下がり始めていることからも、今後は万舟率も上がっていくのではないだろうか。
桐生は12月27日から導入され、現在2節目に入っている。万舟率は26%と高いものを示している。イン勝率は40%を切っているようにこちらも波乱要素が高くなっていると推測される。
この2場を見る限り、出力低減モーター導入によってレースは荒れやすくなると言ってもいいのかもしれない。伸び仕様、出力低減モーター、これらによって2015年は万舟が増加する可能性は高い。
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