下関
114期はスタート力で今後に期待
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
28日、蒲郡で114期の松山将吾(滋賀支部)がデビュー初のフライングを切った。114期というと、今年5月にデビューしたばかりで現在2期目に入っているところ。
松山はデビュー1期目(5月~10月)の勝率が3.31で同期の中でトップの成績を収めている。勝率3.31というと大した成績ではないと思われがちだが、最近ではデビュー期での勝率3点超えは結構珍しいことなのだ。ひと昔前では考えられないことなのだが、今では勝率3点超えの選手がその後の注目、あるいは将来性があるといった感じに変わっている。
114期は松山以外にも中村桃佳(3.19)、井上一輝(3.16)、松尾拓(3.11)が勝率3点超えを果たしており、期としても優秀と言えるのかもしれない。
好成績を残している要因のひとつにスタートの早さが挙げられる。勝率3点超えの4人はいずれも0.16以上の平均スタートを誇っている。また、期全体の平均STも0.183とデビュー期としては極めて早いと言える。
1期目で好スタートを切った松山だが、残念ながらF持ちで今後はスタートで無理できなくなる可能性もある。F直後のレースでは0.27とかなり控え目のスリットだった。F持ちになったことでスタートを控えるか、あまり気にしないかは選手の性格によるところも大きい。松山がどちらのタイプかはまだ分からないが、気にしない性格であるならば今後も舟券の注目になり得るのだが…。
11月26日から12月2日に発生したスタート事故は以下の通り。