下関
前本泰和が今年V数で単独首位も…
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11日、戸田でインから堂々と逃げ切って優勝を飾った前本泰和、これで今年の優勝回数を9として年間V数争いの単独トップに立った。また、2位に浮上したのが12日の児島で優勝した茅原悠紀で吉田拡郎と並び2位タイ。以前、当コーナーでも触れたように前本と茅原は一般戦の斡旋が多いため、吉田よりも有利だろう。その中で前本が一歩抜け出した格好となった。
しかし、前本はGI以上では成績は案外だ。現在浜名湖の周年に出走中だが、3日目を終えた時点で得点率は5.00で27位。一般戦では予選トップ通過が当たり前になっている前本でも記念では苦しむことが多い。
GIでは相手の力が一般戦とはまったく違うので苦戦するのも当然なのだが、成績を落とす明らかな理由がひとつある。エンジン出しだ。前本がエンジン調整が下手というわけではなく、周りがみんなうまいということ。
前本の平均展示タイム順位は2.54。しかし、GI以上になると3.04まで下ってしまう。前本は特別に伸びを求めるタイプでもないが、伸びがあればレースに余裕が持てる。GI以上でも1着を取ったレースのそのほとんどが展示タイムで3位以内に入っている。裏を返せば、GIで前本を狙うならば展示タイムが良い時に限るということだ。
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