吉川勇作、新期飛躍を期待

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10月24日から30日の高配当ランキング、7位にランクインしたのは25日宮島の5Rだった。このレースで1着になったのは、長崎の110期生、吉川勇作

吉川の持ち味はなんといってもスタート。デビューしてからずっと、平均スタートランキングの上位に名を連ね、2014年前期(13年5月~10月)では、0.122で全選手中6位。あの菊地孝平や瀬尾達也よりも早かった。

前期は2.96の勝率でB1級に初昇格したが、新期は2.98の勝率だったものの2連対率が7.69%、3連対率が16.48%で、B1条件の2連対率10%、3連対率20%に届かず、来年1月からは再びB2級に戻ってしまう。

降級は残念だが、この半年間では、今後につながる走りも見せている。それは1着数。この半年間の1着数は5で、デビュー後2年間の4を半年間で上回った。これからはまだまだ多い大敗の数を少なくして、舟券に絡む数を増やしていけば、B1級復帰はもちろん、A級昇格も十分可能だ。

8万舟を提供した宮島では、この他にももう一本白星を上げており、新期の飛躍を期待させるレース内容だった。今後も穴党注目の選手だ。

<全国万舟件数・場別万舟件数>

<2014年10月24日~10月30日の高配当ベスト10>