地元で優勝するっていい~下関周年表彰式~

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下関の「GI競帝王決定戦」(60周年)は、地元の今村豊がインから逃げきって、当地では04年以来のGI優勝を果たした。ここでは今村の喜びの声をお届けしよう。

司会:踏み込んだスタートから見事に逃げ切りました。

今村豊:僕らしいですね。

司会:進入で動きはありましたが。

今村:地元で長老の私がコースを譲るわけにはいかないですもんね。

司会:スタートに関しては?

今村:いいスタートをしたなとは思ったんですけど、まさかあそこまで踏み込んでいるとは思いませんでした。ドリーム戦でふがいないスタートをしたので、集中していいスタートが切れました。

司会:そのタイミングは01でした。

今村:白井(英治)に負けないくらい好スタートでしたよね(笑)。

司会:久々に地元の記念で優勝しました。

今村:12年ぶりですか? (実際は10年ぶり。周年は12年ぶり)初優勝したような気持ちですね。

司会:進入は126/345。

今村:原田(篤志)君がかましに構えるかなと思っていましたけど、やっぱり引いてましたね。スタートはためていけば大丈夫だと思って、全速で行きました。

司会:2号艇の馬場(貴也)選手がツケマイを打ちました。

今村:僕の方がいいターンをしましたね。

司会:勝利の確信はバックへ向いたところで?

今村:いや、キャビったりするかもしれないので、2Mを回ってからですね。

司会:900万円も上積みできました。

今村:これで賞金王の方に行けるでしょう。

司会:この後ここ下関でチャレンジカップもあります。

今村:はい、もちろん狙っています。だけど、それまであと2節あるんでね。いったん下関のことは忘れて、次の節に全力を尽くします。そこでもお客さんは舟券を買ってくれるので。

司会:最後にファンの皆さんへ。

今村:地元で優勝するっていいですね~。最高です。今日勝ったことで、まだまだ記念の土俵で戦えるのかなって思ったので、これからも元気なところを見せますので、ご声援よろしくお願いします。