総理杯でSG初出場目指す和田兼輔

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兵庫支部の和田兼輔がSG初出場を決めそうな勢いだ。10月22日に行われたびわこの一般戦で、今年V4を挙げた和田。そのレースは逃げる菊池峰晴をグイグイ追い上げ、2周1Mで見事に逆転する劇的な優勝だった。その表彰式で「あと2回優勝したら、来年地元の尼崎で行われるクラシックに出場できるので、目標を大きく持ちたい」と語っているように、初めてのSG出場へ意欲は強い。

近況は絶好調で、直近3ヶ月の勝率は7.28。この1年の勝率と比較すると、0.64もアップさせている。好調の要因はスタート力のアップにあるようだ。和田はどちらかと言うとスタートの早い方だったが、出し抜けるほどではなかった。それが今期は13までアップさせ、全選手の中で19位の早さ。0台をバチバチ行くわけではないが、安定して10前後に入れてくる。コンディションの変化にかかわらず、タイミングの幅が小さいところがすごい。