ついに来たなぁ~常滑ダービー表彰式~

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常滑で行われた「SG第61回全日本選手権」(ダービー)は、地元の仲口博崇がSG8回目の優出で待望の初優勝を果たした。ここでは、仲口の表彰式での様子をお届けしよう。

司会:おめでとうございます。

仲口博崇:ありがとうございます。

司会:獲りましたね。

仲口:険しかったですね。

司会:今の気持ちを。

仲口:夢に見た舞台にやっと立てました。

司会:今日は1日どのように過ごしましたか?

仲口:普通に(笑)。

司会:今日は11Rまで1本もイン逃げが決まってませんでした。

仲口:えっ!? 知りませんでした。気づきませんでした。知らなくてよかったです。

司会:そうした中で、しっかり逃げましたね。

仲口:はい。

司会:スタートに関しては?

仲口:1艇身だと思って全速で行きました。

司会:コンマ14。トップスタートでした。1Mは?

仲口:ちゃんと回れたと思います。

司会:いいターンができましたか?

仲口:できました。

司会:道中の心境は?

仲口:茅原(悠紀)が追っかけすぎですよね。もう少し早くあきらめてくれたらいいのに(笑)。

司会:ドキドキしながら実況しましたよ。

仲口:僕もドキドキしてました。

司会:それでも守り切りました。ゴールした瞬間はどうでしたか?

仲口:ついに来たなぁって感じでした。

司会:今回のダービーは、最後の最後で滑り込みでした。前検日、引いたエンジンは超エース機と言われている1号機。

仲口:そうですね、周りの騒ぎ方がすごかったですね。

司会:記者さんの取材攻勢もすごかったでしょうし、ファンの皆さんも注目していました。そのチャンスを活かすことができましたね。

仲口:そうですね。

司会:師匠である大嶋一也選手からアドバイスはありましたか?

仲口:はい、いろいろ。大嶋さんに勝つ姿を目の前で見せたかったんで、良かったです。

司会:これで賞金を上積みして、グランプリへの道が拓けました。

仲口:まだ何にも考えていないです。その時が来たらやります。

司会:元祖韋駄天、それともダービー王のほうがいいですか?

仲口:韋駄天のほうがいいです。

司会:最後にファンの皆さんへ。

仲口:これからも頑張るので、ボートレースを楽しんでください。