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江戸川で行われた「GⅡ634(むさし)杯 モーターボート大賞」は、市川哲也が2コースから差し切って優勝した。ここでは市川の表彰式での様子をお届けしよう。
司会:機力に関しては?
市川哲也:微調整していい状態で行けましたよ。
司会:スタートは0台まで踏み込みましたね(コンマ09)。
市川:少し放ったんですけど、いいのがいけたと思います。
司会:外は気になりませんでしたか?
市川:いえ。石渡(鉄兵)選手との一騎打ちかなと思いました。
司会:1Mは差し切りましたね。
市川:まさか差し切れるとは思ってませんでしたが、よかったです。スタートした瞬間に差すと決めました。
司会:江戸川の堤防スタンドに、お客さんがたくさんいたのが見えたと思います。
市川:僕が優勝して、表彰式に一人もお客さんがいないんじゃないかと思いましたよ(笑)。悪者になったなぁと……、残っていてくれてありがとうございます。
司会:百戦錬磨の市川選手ですもんね。
市川:ありがとうございます。でもそれって、年ってこと?
司会:いやいや。これで江戸川のグレードレースは初優勝ですね。
市川:はい。水面に関しては好きって言い難い部分はあるんですけど、江戸川のお客さんは大好きです。テッペイの半分でいいんで、僕のことも好きになってください。
司会:次節は若松ですね。
市川:今節同様、淡々と優勝します。
司会:最後にファンの皆さんへ。
市川:また頑張りますので応援してください。
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