ヤングダービー、戦況を近況から占う

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いよいよ来週に開催が迫った「GI第1回ヤングダービー」。最近の競艇は、近況の調子の良し悪しがシリーズの行方を大きく左右する。そこで今期勝率の上位と下位をみてみよう。

●今期勝率トップ10(5.1~9.13)

篠崎元志7.84

桐生順平7.82

西川昌希7.64

長田頼宗7.43

平高奈菜7.30

新田雄史7.27

篠崎仁志7.26

西村拓也7.24

松田大志郎7.16

大池佑来7.13

●今期勝率ワースト10(5.1~9.13)

松尾昂明5.69

乙藤智史5.74

船岡洋一郎5.77

片岡雅裕5.83

坂元浩仁5.87

岩瀬裕亮5.92

平山智加6.02

佐藤翼6.06

森野正弘6.13

稲田浩二6.33

選考勝率トップの篠崎元志が今期勝率でも首位に立っている。しかし、リズムの面では微妙で、8月末の地元福岡一般戦では準優勝戦で失格となってしまい、最終日を走らず帰郷。続く児島周年では3日目に痛恨のFを切るなど、直近成績があまりにも悪すぎる。スタートが大きなカギを握る戸田が舞台となるだけに、この足かせがどう影響するか。

2位の桐生順平は安定感ある戦いが続いている。前哨戦の蒲郡イースタンヤングでの優勝をはじめ、すでに戸田で今期V2。現在開催中の桐生周年でも好成績をあげるなど死角なしの活躍。地元の声援を力にかえて優勝を目指す。

3位の西川昌希は8月末の大村で怪我をしたものの、現在開催中の宮島で復帰した。同節、準優1号艇に座るなど怪我の影響を感じさせないパワフルな走りを見せ、ヤングダービーでの活躍を期待させる。

一方、ワーストの方だが、こちらは数字ほど調子が悪いわけではない。稲田浩二は直近の琵琶湖で、新SGウィナーの白井英治を撃破して優勝。佐藤翼はイースタンヤングでの強い走りが印象的。平山智加はSG・記念戦線が続き勝率は低迷しているが、女子王座で優出し、MB記念(メモリアル)でSG初の予選突破を果たすなどリズムは上向きだ。岩瀬裕亮もSG初出場のメモリアルで水神祭こそ叶わなかったが、見せ場たっぷりのレースを展開した。