成長著しい中村桃佳
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最近、113期以降(デビュー1年未満)の選手の勝利数が急激な増加を見せている。
114期がデビューした今年の5月から一ヶ月ごとの月間勝利数を見てみると5月と6月が3勝ずつに対して、7月が8勝、8月には10勝を挙げており実力をつけ始めてきているのが分かる。
しかし、8月の1着率を見ると全体で約2%と舟券では狙いにくい。その分、的中時の配当は大きくなる可能性が高いわけだが、それでもやはり狙いにくい部分の方が大きいだろう。
そこで注目したいのが3連対率だ。全体の数字を見ると11%ある。決して高い数字ではないが、1着が人気選手だったとしても2、3着にこのクラスの選手が入るだけで配当が跳ね上がることも少なくない。舟券で狙うとしたらこのあたりが現実的ではないだろうか。
中でも着実に数字を上げてきているのが114期の中村桃佳だ。デビューした5月では1度も舟券に絡めなかったものの、6月での3連対率は12.5%、7月が16.7%、8月には35.3%まで上昇している。
中村の魅力はスタート力とターンスピードにある。通算の平均スタートはコンマ15と早く、スタートを決めて外から全速で攻めていくのが中村のスタイルだ。また、展開を突くまくり差しもこなせ、1周1マークに関しては高く評価できる。ただ、道中の走りにはまだ不安があり、着を落とす場面も少なくない。そこさえ上達すれば今以上に成績が急上昇する可能性は十分にある。
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