優勝者のスタートにかける思い

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SG若松メモリアルの優勝戦でファンの度肝を抜くタッチSで優勝を果たした白井英治。本人は肝を冷やしたことだろうが、それでもその度胸と優勝にかける気迫は賞賛に値する。スタートで攻め続け、これまで幾度もスタート事故で泣いてきた白井だからこそ、コンマ「00」で残れたことに喜びも感じているのではないだろうか。

さて、見ているファンにとっては、意外とあっさり優勝しているようにも見えるレースでも、選手はかなりの気合を持って、結構苦労してVを手に入れていることの方が多い。スタートに関してはそれがよく表れている。

例えば、先週行われた優勝戦の16レースを見ると、優勝者の平均STは0.09、ゼロ台スタートは50%にもなる。トップスタートも5割で、約8割以上が2番手スタート以内に収まる。優勝の多くがインコースだが、その断然に有利であるコースでも、これほどのスタート力が求められるわけだ。改めて気持ちの大事さが分かる。

8月25日から8月31日の優勝者一覧は以下の通り。

<優勝者一覧>