病気と闘う森永淳がA1復帰

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7月1日付けで森永淳が3期ぶりにA1に復帰した。森永がB級落ちしていたのは病気に苦しんでいたところが大きい。「脳脊髄液減少症」という病名で、脊髄から何らかの原因で髄液が漏れ出す病気(本人ブログ参照)。症状は起立性頭痛、耳鳴り、吐き気、呼吸困難、倦怠感など様々な症状が現れ、 発見も難しく病院の医師ですら知らないことが多いとのこと。

昨年7月に手術(自身の血液の注入によって漏出部位を塞ぐこと)をしている。その後は欠場も少なくなり、ようやくA1に復帰したというわけだ。直接本人に最近の病状を聞いたわけではないので、安易なことは書けないが森永が苦しみながらも頑張っていることだけは確かだ。

厚労省の認可もなく、病気の認知度自体が低いために「怠け病」と勘違いされることもあるとか。それは本人とって本当につらいことだろう。ただ、怠けものが競艇のA1選手になれることなどあり得ない。それだけ努力していることは間違いない。5月は走らなかったが、6月24日からの徳山一般戦では復帰し、いきなり優出(4着)を決めた。復調と書くのがふさわしいのか迷うところもあるが、成績自体は上がってきていることからも、本人の気持ちは強く前を向いているはずだ。