池田浩二、7月は我慢の月

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浜名湖グラチャンでは、池田浩二湯川浩司岡崎恭裕によって3件のFが発生した。3人とも現在斡旋が決まっている若松MB記念の翌日から30日間、9月1日~30日が休み期間となる。SGとF休みが重なることがなかったのは不幸中の幸いだろう。

この中で最も影響が小さいのは湯川か。9月30日から地元の住之江で行われる「GI高松宮記念特別競走」には出場できないが、出走回数や事故率に不安はない。2本目のFさえ気を付ければ、大きな割引材料にはならないだろう。

岡崎も影響は小さいほうだといえるだろうが、出場圏内につけていた「GI第1回ヤングダービー」に出られないくなったのは残念。舞台となる戸田は初優勝した思い出の水面だし、活躍が期待されていたので、何とももったいないFとなった。

問題は池田である。今期は前期のF2の影響で始動は6月10日だった。1ヶ月以上出遅れて、さらに1ヶ月の休みが追加された。6月末時点で19走しかしておらず、今後の斡旋は7月に3節、8月に1節が決まっている。この後、お盆ともう1節程度入るはずなので、70~80走程度の出走回数は確保されるだろう。A1条件の90走をクリアするためには、10月に2節はほしいので、賞金王の優出で出場権を確保している常滑ダービーが決まるまでは、絶対にスタートで無理できない。それが決まってしまえばダービー前に1節一般戦が入ると思われる。つまり、7月は池田にとって我慢の月となりそうだ。