笹川賞へリズムアップした選手
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5月27日から福岡で行われる「SG笹川賞~オールスター~」。そのレースに出場する選手たちが、各地で好成績を収めている。
5月18日に平和島で行われた周年は太田和美が優勝。これまであまり得意としていなかった平和島での優勝だけに、次の大舞台への弾みがついたといえそう。この優勝で太田は獲得賞金を3625万9000円とし、賞金ランキング2位に浮上した。
そのレースで、新鋭王座以来のGI優勝が手に届きかけていた茅原悠紀は痛恨の+01フライングを切ってしまった。こちらも笹川賞には出場するが、大きな足かせがついてしまったことは否めない。茅原は8月いっぱいがF休みで、その後半年間はGI・GⅡの出場ができなくなる。これによって、主役の一人として期待されていたヤングダービーは、選出除外となってしまった。
5月12日の宮島で海野ゆかり、同日の若松で石野貴之が優勝した。海野は今年4回目、石野は今年2回目のV。今年の笹川賞には海野をはじめ、史上最多の12人の女子選手が出場する。彼女たちの活躍がシリーズの盛り上げを左右するのは間違いない。海野はこれまで19回SGに出場しており、2連対率は21.8%とはいえ、まだ予選を突破したことがないだけに、今回はチャンスと気合が入ることだろう。
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