ハートを鍛えて上を目指す~津周年表彰式~

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ゴールデンウィークのGI戦ということで、大きな注目を集めた「GIつつじ賞王座決定戦」(62周年)は、松井繁がさすがの走りで優勝を果たした。ここでは松井のインタビューをお届けしよう。

司会:まずは一言お願いします。

松井繁:ホッとしました。条件が悪すぎて、厳しい優勝戦だったと思いますが、無事にここ(表彰ステージ)に戻ってこれてよかったです。

司会:厳しかったですか。

松井:この追い風でのインは難しいですね。

司会:スタートに関しては?

松井:今日はスタートを行かないと厳しかったので、思い切って行きました。コンマ08のトップS? フルダッシュでいいスタートが行けたと思います。

司会:1Mは波立っていました。

松井:気になりましたよ、相当。ひとつミスをすると、まくられるし、差されるし。そこだけ気をつけて回ることができました。

司会:それでもターンマークを外さない綺麗なターンでしたよ。

松井:いや~、よろよろでしたよ(笑)。

司会:外からの仕掛けは気づいていた?

松井:波ばかりに気をつけていたので、ほかの人を見る余裕はなかったですね。

司会:残りの周回に関しては?

松井:この水面なんでね、特に1コーナーを気を付けて回りました。

司会:3月には尼崎ボートレースクラシックを制覇。ここまでの戦いを振り返っていかがですか?

松井:出来すぎですけど、勝てるうちに勝っておこうと。そのうち勝てなくなる時が来るんでね。

司会:年末、グランプリ出場を早々と決めています。今年は平和島で開催されますし、ルールも変わります。かと言って、松井選手がやっていくことに変わりはないですか?

松井:そうですね、どのレースでも一緒なんで。気持ちも平坦で臨んでいます。それはこれからも変わることはありません。

司会:これが51回目のGI制覇。そのうち6回がこのつつじ賞です。

松井:津は走りやすい水面で得意なんですけど、地元には井口(佳典)くんといういいライバルもいるんで、突き放すくらいの気持ちで頑張りたいと思います。

司会:昨年、その井口選手がこのタイトル3度目の制覇をしたときに、松井選手の記録に並びたいと話していました。

松井:まだまだやね、それは(笑)。

司会:一節感を振り返っていかがでしたか?

松井:向かい風も追い風もあり、難しいコンディションだったですけど、自分の中ではいいセッティングで走れたと思います。これからも試運転を含めて頑張っていきたいと思います。

司会:今月末には福岡でボートレースオールスターが行われます。松井選手がそのファン投票1位です。今後の意気込みを含めて、最後にファンの皆さんへ。

松井:せっかく1位で選んでいただいたので、優勝したいと思います。技術的にはもう上を目指すことはできないと思うんですけど、ハートを鍛えることは出来ると思います。ハートを鍛えて上を目指します。応援してください。