山田哲也がW勝負駆けに散る

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12日、大村周年の4日目に山田哲也が今期2本目のフライングを切った。山田にとっては予選突破をかけたシリーズの勝負駆けでもあったが、同時にオーシャンカップ出場への勝負駆けでもあった。

オーシャンカップのボーダーが20点、シリーズ前の山田は17点だった。つまりシリーズで優出すれば6着でも最低3点が加算、さらにGI1節出場につき1点ももらえるので、ボーダー超えが可能だったわけだ。オーシャンカップに出場するには最低でも優出が必要となると、予選最終日の勝負駆けもメイチのスタートになるのも仕方のないところか。ただ、その4日目は2回乗りで、前半戦を1着としたところでほぼ予選当確が出ていた状況。後半戦でフライングしてしまったのは優出するためになるべく準優好枠がほしいと意気込んでしまったからだろうか。いずれにしても「W勝負駆け」に失敗した山田は6月20日から2カ月間のF休みとなってしまった。