2連単・3連単、逆転現象
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江戸川で行われている「GⅢオールレディース 江戸川女王決定戦」は、予選の結果を見る限り、実力者が順当に勝ち上がったように見えるが、地元の市村沙樹が3日目に+06のFを切って即日帰郷になるなど、一筋縄ではいかないシーンも見られた。
その波乱を象徴する出来事が、初日(4月10日)の1Rで起きた。出走メンバーは1号艇から白石佳江、稲生夏季、坂本奈央、石井裕美、島田なぎさ、八十岡恵美。人気は白石、稲生、坂本という順だったが、結果は5-6-4。島田がまくって、八十岡が順走という展開だった。
人気薄選手が上位を独占したので、配当はさぞかし付くだろうと期待は高まったが、3連単は1万2840円。思った以上に安い。これならば、人気の白石を頭にした1-5や1-6のほうが高いくらいだった。
しかし、2連単の配当が発表されると、場内はどよめいた。1万4070円。なんと、3連単の配当を上回ったのだ。30通りしかない2連単の配当が120通りある3連単を上回ることは異例。なぜこんな現象が起きたのか。それは、確定オッズを見ると分かる。4・5・6のボックスだけ極端に売れていたのだ。5-6からでも3着が1、2、3であれば563倍~814倍ついていたし、他の組でも3着が4・5・6以外であれば、大きく配当が跳ね上がった。ちなみに、5-6-4以外では、6-4-5、6-5-4でも2連単が3連単の配当を上回る現象が起きていた。
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