江戸川の女子戦はイン受難

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現在行われている江戸川オール女子戦も最終日を残すのみとなった。V戦1号艇を勝ち取ったのは目下絶好調の田口節子。最近のリズム、実力を考えればほとんど負けようのない一戦とも思えるが、当地のイン受難が少し引っかかる。

今節の予選を振り返ると全48戦でインコースが12勝(25%)、2コースが同じく12勝、3コースが10勝、4コース以降は5、4、5勝となっており、インはあまり利かず、どこからでも勝てる状況となっている。

田口自身も今節で連対を外したのはインコースでの1回のみ。田口は今年、前節の下関で30連続連対を記録している通り、圧倒的な強さを見せている。その田口が1号艇でまさかの4着と敗れたのは気になるところ。

優勝戦2号艇には最近まくりが冴えるわたる魚谷香織、3号艇には猛烈なスタート攻勢をかける宇野弥生がいることも田口のイン戦に少なからず不安を与える。

GⅢに格上げされたオール女子戦。優勝者には女子王座の優先出場権が与えられるようになった。実力的に言えば田口に女子王座の優先切符は必要ないが、この一戦に限って言えば、多くのファンが考えるよりも楽なイン戦ではないような気もする。