ヤングダービー出場争いの現状

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9月に戸田で行われるヤングダービー。出場選手の勝率ボーダー争いの話をするにはまだ早いが、現状をおさらいしておこう。

成績の集計期間は昨年の7月から今年の6月まで。ここまでの勝率トップは篠崎元志で7.94。昨年の賞金王ファイナリストだけに、この好成績もうなずける。以下、16位までが勝率7点オーバーをマークしている。

ちなみに昨年の新鋭王座出場選手で選考勝率が7点を超えていたのはわずか3人(桐生順平篠崎仁志前田将太)だけだったので、そのレベルの違いは一目瞭然だ。

女子選手は平山智加を筆頭に6人が圏内で、ボーダーのすぐ下に遠藤エミ小野生奈松本晶恵らが控えている。

現状の勝率ボーダーは6.42の島田賢人。53位に佐藤翼、64位に小山勉、87位に秋元哲と地元・埼玉勢が名を連ねている。第1回のヤングダービーが戸田で開催されると決まってから、埼玉支部の若手選手たちは、「地元から一人でも多く出場する」と意気込んでいた。

一時絶好調だった島田は、ここにきてその勢いが止まった感があり、まさに踏ん張りどころ。佐藤はまずはA1キープへ向け、現在開催中の戸田一般戦と19日からの桐生一般戦で勝率勝負駆け。そして残り2ヶ月でヤングダービー出場へチャージをかけることになる。

小山は2月に初優勝し、勢いが加速。今期は初A1昇格へ向けて残り2節奮闘する。そして苦境に立っているのは秋元。実力はご存知の通りだが、来期A2級の出走回数・勝率を残したところで、事故パンにより今期の出走をキャンセル。事故率がリセットになる5月の新期から、一気の追い上げを見せてくれるだろう。