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15日、三国一般戦初日で今垣光太郎がフライングを切った。この時期で今期まだ1本目なのでフライングをしたこと自体はそれほど騒ぐようなことではないが、その後の成績には驚かされるというもの。
今垣は初日2回乗りの1走目でイン(2号艇)からコンマ01のF。後半戦は12Rドリーム戦に登場し難なく逃げ切った。2日目以降は5・6号艇に回されたものの、着順は122111と節間にフライングを切ったとは思えない気合いの走りを見せている。明日20日が最終日となるが、最後まで地元のエースとして緩めることはまずないだろう。
もともと今垣は地元で驚異的な強さを見せる選手だ。過去10年の三国勝率は8.65、1着率も57%と闘志むき出しで勝利を量産する。たとえフライングを切ったとしてもそれは変わらない。その地元愛、あるいはひたむきさが今垣の人気を支えているとも言える。
昨年1月にB2級落ちしたこともあって、昨年の総理杯以来SGは不参加が続いている。しかし、今年の笹川賞で久しぶりにSGに今垣が返ってくる。1年間SGに出場していないにも関わらず、笹川賞の得票数(1万2968票)は4位と相変わらずファンの支持は高い。今節の三国終了後はすでに6節の斡旋が入っている。その最後が笹川賞で、その後に30日間のF休みに入る。
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