スターですね～常滑周年表彰式～

常滑で行われた「開設60周年記念競走GIマーメイドグランプリ」は、インから井口佳典が快勝し、前回当地地区選で出遅れした汚名を返上した。ここでは表彰式の様子をお届けしよう。

司会:おめでとうございます。

井口佳典:ありがとうございます。

司会:今の気分は?

井口:ホッとしました。

司会:優出インタビューで今村豊選手が、大嶋一也選手になるか、西島義則選手になるか、いつもの今村豊で行くかっていう話でしたが。

井口:いつもの今村さんで助かりましたね。

司会:それではその優勝戦を振り返ります。進入隊形は枠なりのオールスロー。天候が急変しましたが、スタートに関しては?

井口:早いんじゃないですか? 結構突っ込んでいったつもりなんですけど。

司会:コンマ03でした。

井口:マジっすか!? 良かったです。

司会:全速?

井口:全速です。

司会:1M、丁寧に回りましたね。

井口:はい、隙は見せずに思い切ってターンをしました。

司会:今節は雪が降ったり、気温が上がったり、気圧が下がったり。忙しかったのでは?

井口:今日は結構仕事をしましたね。

司会:その結果、優勝戦の足色は?

井口:申し分なかったですね。

司会:満足のいくレースでしたか?

井口:地区選のアレ(出遅れ)が気掛かりで、気持ちだけは入れてきました。中途半端なことをしてしまった自分が本当に情けなかったし、ファンのみなさま、関係者の方々に迷惑をかけたので、これで多少は恩が返せたかなと思います。

司会:今回は序盤から地区選の分まで挽回するんだというコメントが出ていましたね。

井口:その気持ちしかなかったです。

司会:そうして、本当にこうして結果を出すことはなかなかできることではないと思いますが。

井口:そうですね、スターですね(笑)。

司会:この後、尼崎でのボートレースクラシックを控えています。

井口:いいイメージで行けると思います。プロペラが体感でズレていたんですけど、前節の下関最終日に自分なりのヒントが見えて、それがつながってこの結果が出たと思っているのでね。

司会:楽しみにしていますよ。

井口:やれる気しかしないです。

司会:10月にはここ常滑で…。

井口:ダービーですね。それまで勝率を落とさないように頑張ります。これからも精進していきますので、応援してください。