現行新鋭リーグ最終戦を締めるのは!?

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3月12日から芦屋で始まる「GⅢ新鋭リーグ戦第15戦 フェニックスカップ」が、現行の新鋭戦としてはラストとなる。4月以降は「ルーキーシリーズ」と名称・グレード(GⅢ→一般戦)を変更し、年間10戦が行われる予定。新年度の若手主要レースの日程は以下の通り。

第1戦 5/27~6/1 多摩川

第2戦 6/26~7/1 若松

第3戦 7/12~17 児島

GⅢイースタンヤング 7/25~30 蒲郡

GⅢウエスタンヤング 7/25~30 大村

第4戦 9/4~9 平和島

GI第1回ヤングダービー 9/23~28 戸田

第5戦 10/8~13 蒲郡

第6戦 11/1~6 芦屋

第7戦 11/19~24 尼崎

第8戦 1/10~15 下関

第9戦 1/29~2/3 津

第10戦 2/27~3/4 住之江

新鋭最終戦の展望を少ししておこう。ここ最近の新鋭戦は、埼玉勢が中心になっている。昨年の9月27日に始まった第1戦から先日の丸亀第14戦までの優勝者のうち、5Vが埼玉支部の選手。さらに斡旋された数が少なかった福岡の第13戦以外、全ての節で埼玉支部の誰かが優勝戦に進出している状況だ。

直近の丸亀第14戦では、黒井達矢が優勝し、2着に中田竜太、3着に秋元哲が入線し、埼玉ワンツースリーを決めた。今回もその3選手と佐藤翼が登場する。彼らが中心となってシリーズは展開されるだろう。

一方で、場所が芦屋ということを考えると、峰竜太門下生の山田康二上野真之介が黙ってはいない。昔から佐賀勢は、芦屋を得意とする選手が多い。「ここは唐津と似ている」と話したのは、現在選手会の会長である上瀧和則。上瀧は当地でSG1勝、GI3勝の実績があり、峰はGI初優勝がここ芦屋だった。山田も上野も当地実績は、出場選手の中では上位。埼玉勢にひと泡吹かせることができるだろうか。