不調だった分を取り返したい～下関周年表彰式～

下関で行われた「GI競帝王決定戦」(59周年)は、地元・寺田祥の3コース差しが突き刺さり、鮮やかな優勝を決めた。ここでは寺田の喜びの声をお届けしよう。

司会:優勝おめでとうございます。

寺田祥:ありがとうございます。

司会:地元でのGIタイトル、今のお気持ちは?

寺田:もう、ほんっとに嬉しいですね。

司会:ではその優勝戦を振り返りましょう。進入は展示とは入れ替わって、枠番を主張しましたね(展示は4コースだった)。

寺田:臨機応変に行こうと思っていました。

司会:全員が0台スタートの中、寺田選手はコンマ07でした。

寺田:スタートは前節に引き続き、ある程度分かっていました。自信を持って行けたか? はい、全速でした。

司会:バックで吉田俊彦選手と併走の展開になりました。

寺田:1Mの展開がかなりツイていたというか、有利な展開になりましたからね。

司会:独走してからは何を考えていましたか?

寺田:チョンボみたいなことをしないように、しっかり回ろうと思っていました。

司会:舟足に関しては?

寺田:優勝できましたし、これ以上はなかったんじゃないなかなと思います。

司会:この優勝でいろいろ弾みもつくんじゃないでしょうか?

寺田:最近の調子がずっと悪かったので、これを機に今までの分を取り返せるように走りたいと思います。

司会:年末の大一番の前に、ここ下関でチャレンジカップが開催されます。

寺田:もちろん出場はしたいんですけど、去年の成績が揮わなかったので、SGの出場権利がほとんどない状況です。だから、今から少しずつ頑張っていきたいと思います。

司会:この後、記念戦線が続きます。常滑マーメイドグランプリに向けては?

寺田:ここ2～3節リズムがいいので、調子を崩すことなく走っていきたいです。