下関
岡村仁、三十にして大目標達成か!?
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孔子の「論語」に「三十にして立つ」という言葉がある。これは「30歳になって、精神的に自立する」という意味だが、2月19日に岡村仁がその30歳になる。
岡村といえば、昨年の江戸川周年でGI初優出・初優勝を果たし、チャレンジカップ、賞金王シリーズ戦に出場。そして3月には尼崎で行われる総理大臣杯の出場も予定している。
SG初出場となったチャレンジカップでは、1走目でいきなり水神祭を飾るなど、華々しいスタートを切った。その時、颯爽とSGジャンパーを手にした姿が非常に印象的だった。「実は、水神祭をするまでは、『本物のSGレーサー』じゃないから、ジャンパーは着てなかったんですよ。今節中、ずっと着れなかったらどうしようって思ったけど、すぐ着れて良かったです」と満面の笑みで語っていた。
そして続く賞金王シリーズ戦では、SGで初めて予選を突破した。その時のことを本誌「マクール」3月号『工藤浩伸の酒場交遊記』でこう語っている。「地元のSGに行くというのは、何とも言えない緊張感がありました。実際にエンジンを受け取ってからは普段通りにレースができたと思うんですけど、とにかく家からレース場に着くまでがあんなに長かったのは初めてです」。この節、エンジンの手ごたえはまるでなかったというものの、本音は「優勝したかったんです」と。それが地元のSGというものだろう。
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