実力上昇の南野利騰が「買い」

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10日、徳山一般戦で南野利騰がデビュー2度目の優勝を飾った。2013年1月22日の三国一般戦以来、約1年ぶりの優勝となったわけだが、南野はこのところ調子を大きく上げているところにも注目したい。

南野は99期で現在デビュー8年目、現級はA2。2期前にA2に昇格し2期連続でA2をキープしている。新期(11月から現在)の勝率はここまで6.26(16日現在)とA1も狙える位置にいる。同期の茅原悠紀水摩敦坂元浩仁らには出世スピードでおくれを取ってきたが、今年の成績だけならば南野は現在同期で茅原に次ぐ2位だ。

好調の要因のひとつはスタート力アップ。2012年あたりから、スタート力が上がってきたが、その精度は昨年からさらにアップし、平均STは現在0.14にまでなった。しかも、2010年8月以降フライングはしてない。Fすることなく早いスタートがいけるのは、選手として理想的だと言えるし、しっかりとスタートが見えている証拠でもあろう。当然ながら、スリットでアドバンテージを握るケースが増えるため、成績もどんどん上がってくるというわけだ。