井口佳典、出遅れでGW地元周年アウト!

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常滑で行われている「GI東海地区選手権」、その初日のオープニングレースで井口佳典が出遅れに散った。スタートの攻めが果敢な選手だけに、これがフライングというのであれば、ファンも「あ~、またか」という感想を持つかもしれないが、今回はそれとは真逆の出遅れ。非常に驚いた。

このレース、井口は6号艇で登場した。賞金王クラスの選手が1Rに乗艇することは大変珍しく、昨年はSGで3回(若松オーシャンC、丸亀MB記念、平和島ダービー)、GIで1回(多摩川周年)だけ。最近はグレードを問わず、朝のレースから話題を作るために、番組マンが意図的に強豪選手を前半戦に配置することがある。2日目にも服部幸男を1Rに入れているので、今回もそのパターンだったのかもしれないが、それが予期せぬアクシデントを招いた。

井口は6号艇から前付けに動いてスローの4コースに進入し、スタートしようとしたその時、完全に艇団から置いていかれてしまった。リプレイを見る限りでは、タイミングが遅れたようにも見えるし、ブルが入ったようにも見える。本人は「自分の責任です。すみません」と、一切のいいわけはしなかった。結果、選手責任の出遅れと判定され、4月15日から5月14日までの出遅れ休みが科せられる。これにより、笹川賞はセーフだが、ゴールデンウィークに行われる地元の津周年には出場できなくなってしまった。