風が吹けば丸亀でもイン絶対ではない

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

この1週間の万舟出現率トップは丸亀の27.8%だった。これは1月24日から29日に行われた「第3回琴参バスカップ」1節間の数字。

丸亀といえば全国屈指のインが強い水面で、ここ最近のイン勝率は50%を超える。同節でも48.6%と数字だけで見るといつもと変わらない。では何が違ったのかというと、インが負けた時に、外が勝ったということ。

当地はインの次は2、3、4コース…と内寄りが強力な水面。にもかかわらずこの時は、イン以外では4、5コースが頑張った。さらに大外も4勝を挙げるなど、いつもとは明らかに違うレース傾向を示した。

その要因は強い風だ。以前の当欄でも風が波乱の要因になっていることをお伝えしたが、この丸亀でもその傾向は変わらない。万舟券が5本も飛び出した3日目は、序盤から7mの風が吹き、高い波が立った。この状況で重要なのは誰がまともなスタートを切って、1Mを的確に差せるかということ。先に回ったとしてもターンマークを外したりすることがよくあるようにコースの利は関係ない。よって、風が強い日や波が高い日は外から思わぬ選手が飛んできて荒れるのだ。