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競走会は2013年の年次売上を発表した。それによると売上は9428億9000万円あまりで、約9167億だった前年に比べると2.9%の増加。利用者数でも同11.5%増としている。2012年次の売上も対前年比6.2%だったので、競艇の売上は上昇基調にあるといえる。
2012年の場合は前年の大震災の反動なのではという声も聞こえそうだが、震災が関係なかった2010年次売上と比べても13年は5%の増加なので、上昇基調にあること、少なくとも減少傾向にないことだけは確かだろう。
今年元日の売上は昨年の元日に比べて約4.4%の増。しかも昨年は今年とまったく同じ開催場に加えて三国も開催されていたので、その分を差し引くと対前年比では10%以上の増加となる。
たった1日の数字で何を予測できるものでもない。ただ、競艇が公営競技であるがゆえに、たとえば開催日数やファンの数など、急激な変化がおきるものでもないことを考えれば、その中で10%近い増加があったことは明るいデータといえそうだ。
売上上昇の要因はいろいろあるだろうが、最も大きいのは外向発売所や場外発売場の増加だ。舟券売場がなかった場所に売場ができる、あるいはそれまでその場では買えなかったレースが買えるようになる、その影響は本当に大きかった。今年はいくつの新しい売場ができるのかはわからないが、新設されればその分だけ売上増が見込めるはずだ。
もうひとつ忘れてはならないのが女子戦だ。昨年の芦屋賞金女王決定戦もおよそ80億円の売上。目標にわずかに届かなかったとはいえ、この売上だけで全体の1%近くになる。そのほかの女子リーグ、オール女子も軒並み好調だったことを考えれば、全体に対する貢献度の大きさは計り知れない。
ちなみに12月31日まで行われた平和島のオール女子戦の節間売上はなんと38億9900万円に達した。同場で一昨年末に同じ日程で行われたMB選手会会長杯の売上は約9億9000万円なので、その4倍もの節間売上を記録したことになる。一昨年末に児島で開催されたオール女子戦の売上は20億8000万円。場も出場メンバーも違うので単純な比較はできないが、同じ日程のオール女子戦で倍の売上差とは尋常ではない。それだけ女子戦がお化けコンテンツになったということなのか。
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