57歳刀根辰治、まだまだやれる!!

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12月17日に57歳の誕生日を迎える刀根辰治が、12月6日から9日にかけて行われた常滑の一般戦で、実に3年11ヶ月ぶりの優出を果たした(6着)。

このシリーズは、新エンジン、新プロペラの導入節。新エンジンなので部品交換は基本的にできず、調整はプロペラが主体となる。その状況で、刀根は初日からエンジンを噴かせ、当サイトの機力ランキングでも最上位の「A」にずっとランクし続けた。

同節にはチャレンジカップでSG初勝利の水神祭・予選突破を果たした土屋智則も出場していたが、「僕はペラを叩くのがヘタだから、新ペラはきついです」とこぼし、初日は4・6着と大敗。その後巡ってきた内枠で成績は残したが、機力は貧弱なまま。スタート勝負に賭けた準優勝戦では+01の勇み足に散るなど散々だった。

その一方で刀根はさすがベテランというべき調整力。「エンジンのおかげ。出足・行き足がいいし、回り足もいい。優勝戦に入っても足でヒケを取る事はないよ」と新機・新ペラの22号機を完璧に仕上げた。

準優勝戦では5コースからトップスタートを決めて、見事なまくり差しで突き抜けた。2着には1号艇の中村真、3着にはSGにも出場する地元の杉山正樹が続いたが、3連単は2万4090円という高配当を提供した。

刀根は福岡一般戦2日目に57歳になるが、今回の常滑でまだまだやれることを証明した。穴党は要チェックだ。

12月11日から17日に誕生日を迎える選手は以下の通り。

<誕生日一覧>

誕生日当日に出走予定の選手は11名。

11日

尾崎鉄也(大村最終日)

12日

原田正己(鳴門初日)

14日

長谷川充(桐生初日)

田中健太郎(びわこ2日目)

藤川利文(蒲郡4日目)

15日

谷村一哉(江戸川初日)

16日

永田郁弥(宮島初日)

木田峰由季(尼崎5日目)

17日

刀根辰治(福岡2日目)

鈴木敏裕(江戸川3日目)

坂口周(常滑最終日)