冬女・川野芽唯、本領発揮のV
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24日、若松オール女子戦優勝戦で5号艇の川野芽唯が2010年12月の児島女子リーグ戦以来となるデビュー2回目の優勝を飾った。優勝戦は1号艇の海野ゆかりが圧倒的な人気を集めたが、5コースから川野のまくり差しに屈し2着に敗れ、3連単は6万5540円の超高配当決着となった。
さて、この優勝戦、結果的には大波乱となったわけだがそこまで獲れない舟券ではなかったかもしれない。それは、何度か本誌の方でも伝えているように川野は気温が下がってくると必ず調子を上げる選手だからだ。新期の11月に入って6点台後半をキープ中だ。
前期の月別勝率
5月 3.83
6月 出走なし
7月 4.60
8月 4.80
9月 5.35
10月 6.86
毎年、おおよそ上記のような月別勝率をたどる川野。気温がだいぶ下がってきた今ならば、一発の可能性は十分あったと言える。10月に入ってからはA1並の勝率を残しているのだから、たとえ現級がB1だったとしても要注意だったはずだ。
川野はもともと調整の知識は豊富と言われている。ただ、女子選手にしては身長が高く、他の女子選手とは体のバランスがわずかに違うため、同性の仲間と情報を共有しにくい弱みがある。夏場に苦労するのはそんな理由があるのかもしれない。しかし、エンジンが出やすい冬場はその限りではない。
今がまさに「川野の時季」。ならば、ファンも本人もここでしっかりと稼いでおきたいところだ。