兄弟レーサーの対戦

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チャレンジカップで優出2着以上ならば兄の元志と兄弟揃っての賞金王決定戦出場も可能、と期待された篠崎仁志だが、残念ながら予選落ち。予選3日目にはイン戦で6着惨敗を喫するなど、このところの勢いを垣間見せるような活躍もできず、本人にとっても悔しいシリーズとなったことだろう。やはり、前節宮島周年での優勝戦Fが響いているのか、あるいは苦手意識があると語っていたように、津とは相性が悪いのか…。

篠崎兄弟は今後も何かにつけて比較されたり、兄弟揃ってのレースが注目されたりする立場だが、今回のチャレンジカップにはもうひとり、兄弟レーサーが出場している。土屋智則だ。土屋の場合は姉がレーサーなので篠崎兄弟ほど話題になることは少ないものの、レーサーとして刺激を与え合う立場なのは同じだろう。その土屋は予選最終日の1走3着条件をクリア、得点率18位に滑り込んで初出場のSGで予選突破を決めた。準優は6号艇だからその先へ進むのはかなり難しいと思われるが、おそらくは本人も目標はクリアした心境だろうし、また姉の千明も喜んでいるに違いない。