秋元哲、事故なく上の舞台へ!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

11月1日に25歳の誕生日を迎える秋元哲。昨年秋の鳴門新鋭リーグ第1戦を優勝してから、第22戦までの間にリーグ戦V4し、新鋭戦の顔になった。しかし、期はじめと夏場にFを切り、肝心の王座にはF2参戦することになった。それでも強力なエンジンパワーと驚異の集中力で0台~1艇身のスタートを連発し、「F2で苦戦するだろう」という下馬評を覆す活躍を見せた。

今回のF2でもそうだが、秋元はなかなか事故との縁が切れない選手。初優勝は11年10月、浜名湖の新鋭リーグ戦だったが、その時は事故率が高すぎて選手をクビになる寸前まで追い込まれていた頃。名前も売れていないB2級だったので、3連単10万6830円もつけた。

それからドンドン力をつけ、飛ぶ鳥を落とす勢いで全国へ名前を売って行った。そして新鋭王座では主役のひとりと言われるまでに成長した。

秋元は本誌「マクール」7月号の「今、狙える選手に訊く」に登場した際、自身の目標をこう話している。「この世界にいる限りは、年末の賞金王の舞台で走りたいという気持ちが一番強いです。もちろん一足飛びに出られるわけじゃないですけど、そこに少しでも近づきたい」と。F2の長い休みは11月末で終わる。その時には24歳から25歳になっている。来年は目標達成の足がかりとなるSG出場を果たすことはできるだろうか。